【はじめに】
突然ですが、育児を始めてからずっと思っていたことがあります。
それは何かといいいますと、、、
スポーツや芸術をはじめ、様々な世界で活躍されている方々はそれを幼い頃から始めていた、という話をよく聞きます。
「体操一家」や「音楽一家」などのように生まれながらの環境が寄与するところも大きいかとは思いますが、小さな頃から才能のあること、打ち込めることに出会え、それを極めてこられたなんてすごいなぁと感心させられると同時に、そうした環境を作ったであろう家族や周りの方にも尊敬します。
活躍されているのは、もちろん本人の多大な努力や周りの協力があってのことですが、どんなに才能があったとしてもそれに出会い、始めることがなければその才能は埋もれてしまいます。もしかしたら本当は才能があっても、一生涯にわたって機会がなく、全くやらずに終わることもあるのかもしれません。そう考えると、本人の興味を尊重しつつ、小さい頃から多くのことに触れる機会を作ることはどんなに大切なんだろうと、子育てをきっかけに考えるようになりました。
わたし自身は子どもに何かのプロになってほしいという願いは到底ありませんが、好きなこと、得意なことを見つけてそれを伸ばすお手伝いはしてあげたいと思っています。そのためには、色々なことにチャレンジするきっかけを作ったり、何が好きで、何が得意で向いているのか、常に気にかけるようにしています。
そう心掛けてきた結果、長男は日本語・英語を問わず文字に関心があって文字を読むことが得意、次男は細かい作業(といってもまだ2歳なので知れていますが、トレーニング箸やハサミを上手に使います)が好きで得意なのかなと、今の時点ではそう感じています。
親としてはそれを可能な限り伸ばしてあげたいと思うのは当然ですが、その好き・得意をおうち英語にも活かしていけたら効率よく英語を学べるのではないか、また反対におうち英語を通してその好き・得意を伸ばしていくこともできるのではないかとも考えます。
【好き・得意を活かす】
前置きが長くなりましたが、ここからは「好きなこと、得意なことが分かっている場合、それをどのようにおうち英語に活かしていくか」についてわが家の例を交えて、また「好きなこと、得意なことをこれから見つけていくのであれば、それをどのように探し、何をしたらよいのか」、これらについて思うところを述べていこうと思います。
好きなこと、得意なことが分かっている場合
わが家の兄弟を例にとってみますと、
・読むことが好きな長男
→文字を積極的に見せています。幼児の英語教育は「耳から」を中心とするのが一般的ですが、せっかく文字に興味を持っているのでわが家では合わせて文字も意識しています。例えば、映像に字幕をつけたり、ポスターを貼ったりして文字に触れる機会を増やしたり。絵本も、DWE(ディズニー英語システム)のものもありますが自分から開くことはあまりないので、カーズやトーマスなど好きなキャラクターものを図書館で借りてきています。
その結果、文字への感心がいっそう深まり、読める単語も増えてきました。「読める」ことは言語習得の大きな武器になるので、それを利用して文法などさらにステップアップできていけたらと考えています。
※参考までに字幕のある最近のお気に入りの動画はこちら↓
BabyBus
・作業好きの次男
→次男自身が取り組むにはまだ早いのですが、DWEのステップバイステップ(3歳〜が目安)はぬり絵やシール、工作など手先を使うものも多いので、これは今後楽しくできそうだなと思っています。今は長男と一緒に色鉛筆で好きに塗らせたり、トークアロングのカードを通す役をお願いしたりもしています。そのおかげか、本人が直接言ったわけではありませんが、見ている限りでは次男も楽しく取り組めている様子です。
このように、好きなことや得意なことが分かっていれば、それを意識しておうち英語に取り入れていけばいいでしょう。
他にも、体を動かすのが好き・得意なら、英語でヨガやエクササイズができる動画やDVDなどを利用するのも手です。ちなみにDWEにもダンスやトランポリンを使ったエクササイズのDVDがいくつかあり、こちらはワールドファミリークラブの会員限定商品ですが、フリマアプリなどでも手に入りますよ〜!
もしも「得意なこと」にピンとこない場合は好きなジャンルやキャラクターの動画や絵本を用いるだけでも十分だと思います。
好きなこと、得意なことをこれから見つけていく場合
いわゆる4技能と言われる、読む・書く・聞く・話すに分けて考えてみると、手がかりになるのかなと思います。
読むこと→絵本や文字が好きな子は、わが家の長男の例のように、文字を意識して見せる。文字を追いながらの絵本の読み聞かせや、朗読CDを流すなど。
書くこと→文字を書くことは小さいうちはまだ難しいが、ある程度大きくなって書くのが好きならワークなどを使って書く練習をする。(昔から「書いて覚える」というように、手を動かせばそれだけ記憶の定着も早いですし、書ければ必然的に読めるようにもなってきますので、こちらも効果的な学習方法ではないでしょうか)
聞くこと→歌や読み聞かせなどお話を聞くのが好きな子は、日頃の掛け流しに加え、CDの朗読などを集中して聞く時間を作る、歌を流して親子で一緒に歌うなど、とにかく聴覚を駆使する。(小さいうちは特に聞く力が優れているので、何をやるか迷ったらまずはこちらを優先すべきかと思います)
話すこと→おしゃべりが好きな子は、オンライン英会話や英会話教室、アニメのセリフを真似してみる、さらにできるなら家庭での語りかけなど。
を中心に進めてみてはいかがでしょうか。
また、お絵かきやぬり絵、工作が好き(今は検索すれば、ぬり絵などの教材や見たい分野の動画なども色々見つけられるので便利な時代ですね)など、もちろん他にも色々考えられると思うので、好き・得意を探すためにまずは多くのことにチャレンジしてみるのもよいですね。
ちなみに以前、様々なアクテビィティを楽しめる教材の情報をいただいたので、まずはわが家で試してから、いずれこちらでもご紹介できたらと思っています。
【まとめ】
以上のように、好きなこと、得意なことにスポットを当てて取り組めば、いっそう楽しく、効率よく英語を身につけることができるはずです。
ですが、どんなことでも大切なのは、
やらせるのではなく、やれる環境を作ること!
一緒に楽しむこと!
です☆
どんなに好きなことでも1人でやるより親子やきょうだいとやった方が絶対に楽しいですし、ずっと記憶にも残ります。
時間の許す限り思い切り関わってあげて下さいね(^-^)