今年4月にブログを始めてから、ついにこの記事が30記事目になりました!!
ここまで続けてこられたのは読んで下さっている皆さまのおかげです。いつもありがとうございます(*´∀`*)
おうち英語を楽しんでいる様子が伝わっていれば幸いです☆
ところで、おうち英語を続けていると、どこかでこんな疑問が湧いてきます。
親の語りかけって必要なの?
この疑問について、今回はおうち英語を4年半やってきたあひる親子の答えをお伝えします!
結論からいうと、親の英語力を問わず
語りかけはした方がよい!
です。
もちろん英語が得意な方は存分にしてあげて下さい。(わたしはほぼ話せないのでとても羨ましい限りです)
実は、わが家がおうち英語を始めた当時は語りかけはいらないと思っていました。
なぜなら、
① 自分の(きれいでない)発音がうつる ② 語りかけできるほどの英語力がない ③ 子どもが嫌がるかも
と思っていたからです。
ですか、ふと何かのタイミングで語りかけをしてみたところ、そのメリットがわたしの考えるデメリット(上の①〜③)を上回ることに気がつきました。
では、語りかけについて消極的だったわたしが、なぜ語りかけをした方がいいと思ったのか、次にやってみて分かった語りかけのメリットについてお話します。
注意:この記事では語りかけられて返答ができる3歳〜くらいの子を想定して書いています。
まだ話すことのできない赤ちゃんや言葉が曖昧な2歳くらいの子は、会話ができるようになるまでに、英語を使う生活が自然だと思ってもらえるように、また自分のウォーミングアップとして、一方的にはなりますが時々語りかけてみるのもいいと思います。
語りかけのメリットとは?
英語を使う機会になる
せっかくインプットした英語も使わないとただ知っているだけに終わってしまいます。
ですが、日本に住んでいる限り、読んだり書いたりすることはあっても、英語を話す機会は意識しないとなかなか作れませんよね。(インターナショナルスクールに通っているなど、日常的に英語を話す環境にいる子はよいのですが・・・)
そんなときに効果的なのが語りかけです。ちょこっと語りかけるだけで、普段なかなか得られない英語を話す機会を作り出すことができるのですからやらない手はないですよね。
英会話教室やオンライン英会話もありますが、1回長くて1時間くらい、そして週何日などと時間が限られています。
その点、語りかけなら24時間(?)いつでもできますし、さらに話す場面も限られていないので会話内容のバリエーションも広がりそうです。
親子で英語を楽しむことができ、コミュニケーション手段の1つになる。英語でコミュニケーションが取れると分かってもらえる
わたしの場合、「一緒に楽しめること」これがとても大きいです。
とはいってもわたしの会話力がほぼ皆無なので、子どもとともに学ぶ日々ですが・・・。でも実はそれが楽しかったりするんですよね(*^_^*)
そして、何のために英語をやっているのかー色々ありますがもちろん最終的には
「英語でコミュニケーションを取るため」
語りかけをすることでそれを身をもって分かってもらえるのではないかと思います。
英語を話すのに慣れることができる
これは、人見知りの子は特にメリットになると思います。外では恥ずかしくて話せない子も家の中で、いつも一緒にいる人となら緊張することもないですよね。
反対に大人もそうでした。わたしも子どものオンライン英会話でたまに先生とお話する機会があるのですが、話しかけられると頭の中真っ白だし、変なことを言ってはいけないと思ってどう返していいのか分からず、sorryとかthank youを連発(笑)
と、こんなふうにあたふたしているのですが、子ども相手なら間違えても言い直せばよいし、ゆっくり自分のペースで話すこともできるし、緊張感は全くないので自分の練習の場にもなっています。
繰り返し使って覚えることができる。特定のフレーズや表現などを絞って覚えてもらうことができる
会話内で一度聞いただけで文法やフレーズが身についたなんてこと、そうそうありません。言葉は実際に何度も使ってこそ定着してきます。
もし知っておいて欲しい表現やマスターしたい表現があれば、重点的にそれを用いて語りかけてみて下さい。
例えば、"why"と"because"のやりとり。わたしが何度も"Why〜?"と聞いて"Because〜"と(自分で)答えていたら、長男も"why"には"because"で答えるんだということが分かったみたいで、"why"で聞けば"because"を使って答えてくれるようになりました。
今は、オンライン英会話で"Did you eat breakfast?"とよく聞かれるので、わたしの方でも過去形を使って質問することを意識して増やしています。
"Did you go to the park with ○○?"など、実際の体験と一致するので、過去のことを聞かれているんだというのは分かってきたみたいです。
このように、ある表現を繰り返し使って覚えていくことができるのは語りかけの強みです。
英会話レッスンやDVDや動画の映像では、こちらの意図した内容はなかなか選べませんが、語りかけなら語りかける側に主導権があるので内容も選び放題ですよ(╹◡╹)
デメリットの解決策は?
ここまで、語りかけをおすすめする理由をお話してきました。次に、始めに挙げたわたしが語りかけをやらなかった理由(上の①〜③)の対処法について簡単にお話します。
① 自分の(きれいでない)発音がうつる
よくいわれていることですが、自分が話す以上にネイティブの発音をたくさん聞かせることです。発音はネイティブに任せて、語りかけはアウトプット、楽しむことに重きおき、両者を使い分けるのがよいと思います。
② 語りかけできるほどの英語力がない
話せなくても少しずつで大丈夫です。定型文、咄嗟の一言、もっといえばほぼ単語だけでも少しはやりとりできることも分かりました。
実際、わたしもその程度しかできておらず、しかも気が向いたときや子どもの機嫌がよいときくらいしかやっていませんが、やらないよりは絶対にいいと信じております!
なので難しく考えず、まずはできる範囲で簡単なところから受け答えをすることを楽しんでみて下さい☆
③ 子どもが嫌がるかも
もしも子どもが英語で語りかけられて嫌がるならほんの一言、なんなら自分の独り言から始めればいいですし、英語と日本語両方で言ってみる、というのも手です。
嫌がったらその時に、その場に応じて対応すればOK!くらいの心構えで、まずはやってみることです。
わたしも嫌がるかなと心配しましたが、意外にもそれは杞憂で、日本語で答えられることはあっても「やめて!」と嫌がられることはほとんどなかったです。(おそらく赤ちゃんのときから英語を聞いているのでさほど抵抗がなかったのかと)
わが家の会話例
先ほど出した"why"と"because"のやりとりを紹介します。このときは珍しく長男の方から話しかけてきました。
子:I can't see anything.
私:Why can't you see anything?
子:Because it's dark.
わたしの応答なんて本当に短いし片言ですが、一応会話にはなっているかしら(^_^;)
今は会話といっても1往復やせいぜい2往復くらいですが、いつかまとまった会話ができるのを夢見て、今日もおうち英語に励んでいるあひる親子です(o^^o)