中古ディズニー英語システムー何を買ったらいいの?
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わが家は中古ディズニー英語システム(DWE)のミッキーパッケージ+マジックペンを使用しています。
ahiruoyako-no-815.hatenablog.com
ミッキーパッケージの中身は、
①プレイアロング ②シングアロング ③ストレートプレイ ④メインプログラム ⑤トークアロング
となっています。(詳しくは後ほど紹介します)
これらマジックペン以外をまとめて一度に購入しましたが本当のところはコストを抑えるため、最小限の物のみ購入しようと考えていました。中古とはいえ、やはりお高いお買い物なので・・・。
そういうわけで、効果を出すには最低限何が必要なのか、何を購入したらよいのか、とても迷い悩みました。色々考えた結果、ある程度のセットを購入するに至りましたが、何を購入するかを検討するにあたって多くのサイトのお世話になりました。
そこで、わたしの方でも何を揃えたらよいのかでお悩みの方の参考になるように、「どのような教材があってそれそれどのような力が身につくのか」「何を揃えたらよいか」「最小限に絞るならどの教材がよいのか」をお伝えしていこうと思います。
【DWEの教材とどのような力が身につくのか】
まずはDWEにはどのような教材があって、それぞれどのような力が身につくのかをみていきます。(注:ブルーレイなどの内容物の記載に関してはリニューアル後のものになりますが、その中身についての記述はリニューアル前に基づいています。しかし内容の本質は変わっていませんのでリニューアル後にもそのまま当てはめてもらっていいかと思います)
①プレイアロング
内容物:CD3枚、ブルーレイ3枚、ミニ絵本3冊、ガイドブック1冊、ボール、カップ、人形などのおもちゃ
対象は0歳から3歳頃まで、主に赤ちゃんから2歳向けの教材となります。ディズニーキャラクターの代わりにバニーとフロギーというウサギとカエルのキャラクターが出てきます。日本の番組で例えると「いないいないばあっ!」のようなイメージです。
映像の中の子の動きを真似をしたり、おもちゃで遊んだりすることによって英語に慣れていき、meとyou、slowとfastなどの単語やclap your hands 、on the table などのちょっとしたフレーズから意味を理解していきます。オリジナルソングも多く、メロディーや歌詞が耳に残りやすい曲ばかりなので歌ってあげたり、少し大きくなってきたらお子さんと一緒に歌ったりすることもできます。
これらを使いながら親子でたくさんの時間を過ごせば、英語に慣れ親しみ、英語が楽しいと思えるようになるはずです。
②シングアロング
内容物:CD8枚、ブルーレイ12枚、歌詞の絵本4冊、ガイドブック4冊他カード、単語ポスターなど)
全部で約130曲ほどが4ステージに分かれており、先に進むにつれ複雑な文法が登場します。こちらもメロディーや歌詞が記憶に残りやすく、それを自然にそのまま覚えてしまうことができるという点で、フレーズ・文法・構文を身につけるのに役に立ちます。さらに、ここで覚えたフレーズは日常生活でそのまま(もしくは少し変えて)使えるようになっているので、効率的に会話に必要な文章を身にけられるというわけです。
例えば、What's your name? My name is 〜.など簡単なものから、If I were tall, I would paly basketball.(仮定法)など高度な文法までリズムにのせて楽しく覚えることができるようになっています。
ちなみに100%日本語耳のわたしは、テンポがゆっくりの部分は何とか聞き取ることができますが、歌詞を見ないとほとんど所々の単語レベルでしか聞き取れません。耳の柔軟な子どもにはちゃんと聞こえているのかしら、ネイティブならほぼ完全に聞き取れるのかしら(日本語の曲でも正確に聞き取れない歌詞ありますよね?)と素朴な疑問が残るところではありますが、この点、リニューアル後の音声はだいぶ聞き取りやすくなっていました。しかしリニューアル前のものに慣れてしまっているせいか、キャラクターたちの声に違和感はありました。
CDはBGMにもなるので掛け流しに最適です。繰り返し聞くのでリスニングに慣れることも期待できます。
③ストレートプレイ
内容物:ブルーレイ12枚
ブルーレイのみのシンプルなセットですが、映像を見ながら「言葉・発音」と「映像」とを結びつけて、その言葉の意味を理解するのを助ける重要な役割を持っています。
内容は、主に①各ステージごとのストーリーに、②シングアロングの曲(全てではなく、厳選された何曲かです)③ストーリーに出てくるフレーズや文法を定着させるために作られた映像などから成ります。
文法を身につけていくことはそうそう簡単にできることではありません。わが家の長男はも文法はまだデタラメで身についているとは言い難いですが、heとsheや進行形(be+〜ing)などはこれを見て理解したようです。
補足として、シングアロングの曲に従ってストーリーが進行していくので、これらの曲を知っているとさらに理解が深まるような作りになっています。
④メインプログラム
内容物:CD14枚、ブルーレイ24枚、ストーリー絵本12冊、ガイドブック4冊、リモコン、パペット、シール、風船、ワークブック、クレヨンなどレッスンに必要なもの
名前の通りDWEのメインの教材です。
これらを使って行うことは「レッスン」と言われ、①〜③と⑤で学んできたことが定着しているのかを試すものでもあります。①〜③と⑤の教材はこれを行うためのインプット、メインプログラムはおうちで行うアウトプットと位置づけられます。
どんなことをするのかというと、ステップバイステップというブルーレイを見ながら、絵本を使って質問の答えになる絵を指したり、指示に従って体を動かしたり、ワークブックやシール・クレヨンを使ってのアクティビティもあります。これらを通して英語が理解できているのかを確認することができます。
このレッスンを始める時期の目安は、十分なインプットがされており、塗り絵などの作業ができる頃、早くても3歳以降と言われています。わが家の場合は長男が4歳前後レッスンを始めましたが、実はまだあまりできていないのが現状です。掛け流しと違って子どもが主体になるため、その子のやる気と親のやる気が一致するタイミングで始めなければならないからです。またレッスンにはそれなりの時間を要するので、まとまった時間がとれるときに限られてきます。ですが、英語を理解できていることを楽しむところなので焦らずマイペースでやっていこうと思っています。
ステップバイステップの内容はシングアロングやストレートプレイと重複するところもあります。最初はこれでシングアロングやストレートプレイをカバーできるのかなと考えましたが、ステップバイステップはディスクが多いことからも分かるように、中身が細かく分かれていて、メニュー画面からステージ→チャプターとその都度選んで再生しなければならず、また所々リモコンでの操作が必要なため、掛け流しに向きません。それでも構わない方や連続再生ができるように見せたい場面を上手く編集できる方は1つのセットで多くをカバーできるこのセットはコスパがよいかもしれません。CDはストーリーがメインでその途中にシングアロングの曲が所々入っています。シングアロングの曲はほぼ全て入っているので、こちらのCDがあれば手間はかかりますが、編集してシングアロングのCDとほぼ同じ物は作れます。この他寝る前用のCD(ベッドタイムレビュー)もついています。
⑤トークアロング
内容物:プレイメイト、マジックスクリーン、マイク、カード510枚、ガイドブック1冊など
この教材は、プレイメイトという機械にカードを通して単語の発音を聞き、単語と音声とを結びつけるものです。最初わたしは単語を覚えるためのものだと思っていたのですが、単語だけではなく何通りかの文章や質問も読んでくれるので、単語の使われ方や質問内容を理解する力も一緒に身につけられるようです。またマイクがついていて真似して発音したものを録音し、後から聞くこともできます。
わが家では気が向いたときしか使用できていませんが、毎日継続して行えばリスニング力や質問に答える力が徐々に養われてくると思います。This is 〜やThese are 〜などよく使われる定型的な構文も覚えられそうです。またマイクや録音機能を使って自分から話すように促すこともできるのでちょっとしたアウトプットにもなります。(子どもの気が向いたときしか話さないですが)
この他、応用教材としてマジックペンセット、マジックペンアドベンチャーセット、Q&Aカード、レッツプレイがあります。
中古を検討している方は最初からフルセットを・・・というケースは少ないかもしれませんが、正規で購入するつもりの方は、「全て使いこなすぞ!」という意気込みがなければこれらは後回しでもいいと思います。確かにフルセットで購入した方が割安ではありますが(というかバラ売りが高すぎ・・・)、わが家が使用しているミッキーパッケージだけでもかなりの教材量なので、使いきれず無駄が出てしまう可能性もあります。ミッキーパッケージを購入すれば、ワールドファミリークラブに加入でき様々なサービスが受けられるので、まずはそれだけ購入し、あとは中古(破損時の交換はできませんが)でもよいのではないかなと思います。
応用教材については、わが家はマジックペンのみを使用しています。それについてはどこかで内容や感想などお伝えできればと思っています。
【何を揃えたらよいか】
使い方の流れとしては、簡単にまとめると、まずはプレイアロングで英語に慣れ親しみ、シングアロングで耳慣らしとフレーズを覚え、ストレートプレイで意味を理解する。そのあとメインプログラム(ステップバイステップ)で理解度チェックという感じです。トークアロングはこれらに並行して使います。
ストーリーを軸に、どの教材も学ぶ内容が共通しており、同じ事柄を多方向から学ぶというコンセプトになっています。
分かりやすくいうと、例えば「ピクニックへ行く」というストーリーをシングアロングで歌として聞き、ストレートプレイでストーリーそのものや、それに関連した文法やフレーズなどを学び、トークアロングでストーリーやその他ストレートプレイに出てくる単語を学ぶといった具合です。メインプログラム(ステップバイステップ)ではこれらで学んだ内容の力試しや更なるステップアップをはかります。
このように、各教材がそれぞれ連動しているので一緒に使った方が、もちろん、記憶にも残りやすく、効果が上がります。わが家がセットで購入したのもこの理由からです。
ミッキーパッケージの教材があるに越したことはないですが、厳選するならおすすめは、シングアロングセット、ストレートプレイセットとメインプログラムのストーリー絵本、余力があればトークアロングです。なぜなら、わが家は中古DWEを使い始めて1年半になりますが、未だにシングアロングとストレートプレイが中心になっているからです。(8割以上がそうかも)絵本が必要な理由は後述します。
これらをやってみて軌道に乗ればメインプログラムのステップバイステップを追加購入するというのがコスパ的によさそうです。
ちなみにマジックペンは必須ではないですがあると楽しいです。
プレイアロングもあれば楽しいですが、こちらも必須ではないです。お子さんがまだ話せる月齢じゃないけれど親子でおもちゃを使ったり体を動かしたりして一緒に楽しみたいという方や、フロギーやバニーが好きというお子さんにはあるとよいかもという感じです。ちなみにおもちゃはよく見かけるものなので100均とかでも代用できます。
【最小限に絞るならどの教材がよいか】
前述したように、教材同士が連動しているのでいくつか揃えるのが理想ですが、どうしても絞るのなら、セット単位よりも教材単体(CD、ブルーレイなど個々の単位)で必要かどうかを考えた方がよいです。中古市場ではバラ売りもされているので、「このセットのこれだけ欲しい」というときでも対応できるのが強みです。
具体的に何が必要かと問われると、わたしは「ストレートプレイセットに+アルファ」と考えます。
「シングアロングがよい」という声もありますが、フレーズは覚えられてもやはり歌は歌でしかなく、ストレートプレイなら映像で言葉とその意味が結びつけられるし、主軸のストーリーがきちんと追えるのでこちらの方が理解が深まりやすいと思うからです。
また、+アルファは何かというと、それはメインプログラムのストーリー絵本です。文字も追える絵本はやはり必須アイテムです。音を覚えてきたところで、文字も認識させて、それらが一致すれば上達ペースもどんどん上がっていくはずです。また、絵本は親子で一緒に読むと(読んであげるのが難しければCDでも)より記憶に残りやすくなります。日本語でも絵本を読むことってすごく大事に言われますよね。
と、理想論を語りましたが、なかなか実行できていなくて、今後進めていきたい課題だと思っています。
あとは掛け流し用のCDでもあればいいのかなと思います。このCDは、story and songsというストーリー絵本の朗読とシングアロングの歌が入ったものがおすすめです!もちろんシングアロング単体でもそれ以外でもよいですが、ずっと耳に入るので気に入ったものを選んで下さいね。
それから補足として、中古に限ったことではないのですが、DVDはケースが割れやすいので気をつけて下さい。←開けるときにいくつ割ったことか
以上がわたしの考える「DWEを中古購入する際に揃えたいもの」です。
まずは最低限で試して、よかったら追加して、(せっかく始めたので、幅広く取り組むことをおすすめします!)という方法もあるのでその辺りも考慮してじっくり検討してみて下さいね。
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