あひる親子のおうち英語~無理なく楽しく続けるヒント~

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中古DWEを中心としたわが家のおうち英語体験談とその成長記録 無理なく楽しくがモットー!!おうち英語の参考になればうれしいです★

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【体験談】公文英語の体験レビュー


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わが家の長男は現在、公文に通っています。

受講しているのは国語のみですが、他の子たちが教室で音声ペンを使っているのを見て、英語もやってみたいと興味を示したので無料体験を受けてみることにしました。

公文の英語は「文法をきちんと学んで読解力をつける」という個人的なイメージがあり、「今まできちんと教えたことがなかったために曖昧だった文法も公文で学べば整ってくるかも」という期待があったので、そのあたりを確かめるにもちょうどよい機会かなと思い公文英語へと飛び込んでみました。

それでは早速、体験の内容を紹介していきます。

【体験の内容】

診断テストとその結果

まずはレベルを測るための診断テストがありました。テストの内容は、

・「これはなに?」と日本語で聞かれて日本語で答える

・アルファベットの同じもの探し(大文字と小文字ではなく、全く同一のものです)

・英語の発音を聞いてどの単語か当てる

・英語の発音を聞いて繰り返し言えるか

・絵と文字を見て自分で単語を言えるか

という感じです。

 

テストを受けている様子を横で見ていましたが、淡々と答えていき割とスムーズに終わりました。

先生には「耳がよくて、真似して正確に言えてる。」とのコメントをもらえたので、ここらへんはおうち英語の成果が出たのかなと思いました。(ただし出てきたのはspoon、forkなど比較的易しい単語でした)

内容が易しめだったこともあり、テストが満点だったので次回どこから始めるか決めると言われました。もう一度テストがあるのかなと思ったのですが、特に何もなくて、2Aという単元の単語(applepeachなど)からのスタートでした。

 

使用したテキストとE-Pencil(音声ペン)はこちら↓

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事前に英語は初めてではないことは伝えてあり、レベルを測る診断テストもあるのでもう少し先から始められるだろうと考えていましたが、どの科目も「楽に進められるところから始めて達成感を感じさせ、モチベーションを上げる」という公文のスタイルからすると、単語からのスタートも致し方ないのかなとは思いました。(あくまで体験なのでここ(文法)をやってみたいとあらかじめお願いしておけばよかったのかもしれません)

 

体験(2回)の様子

教室での様子は見ていないので、詳しいことは分かりませんが、長男はすらすら答えられるのがうれしいのか、音声ペンが気に入っているのか「楽しかった」と言っていました。

 

公文では毎回宿題が出されるのですが、こちらはテキストの絵を音声ペンでタッチして日本語訳と英語を聞いたり、音声ペンの発音を真似して(単語を)リピートするというものでした。

内容が進んでいけば、単語から"big ball"のような2語句へ、更に進めば文章に、という流れのようです。

文章になっても、「聞く」→「声に出してから書く」→「先生に聞いてもらう」のスタイルは変わらないそうです。(今と比べると「書く」が増えますが)

進度表についてはこちら↓

公文式英語教材の一覧 | 公文教育研究会

長男は単語の最初の方からスタートしたので、文章に到達するまでにはまだ少しかかりそうでした。このあたりは進むスピードは早いですが、あまり単語ばかりだと単調で飽きないかなとちょっと心配でした。

後に先生から聞いたところによると、冊子(単語などの易しいレベル。今回の体験で使ったのも冊子です)から取り組む方がプリント(冊子よりも高度なレベル)に入った時に順調に進めるそうで、いきなりプリントから始めると壁にぶつかりやすいらしいです。それゆえ、先生はスタート地点を易しい単語からにしてくれたんだということが分かりました。(納得)

 

音声ペンについては、わが家にも別の物はありますが、公文のE-Pencilは物珍しくて気に入ったようで、兄弟2人とも夢中で触っていました。最後に歌が何曲か載っていて、E-Pencilでタッチすると歌が流れるようになっており、それが楽しくて何度も聞いてました。

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体験を終えて

今回の体験内容は、やってみたかったところと(文法)とは違ったので、文法を効果的に身につけられるかどうかは確かめられませんでしたが、今は無理をして文法を学ばなくてもよいのかなとも思いました。なぜなら、公文では日本語を土台にして日本語訳と結びつけて学ぶため、確かに効率的に身につけられるとは思いますが、今のわが家の子どもたちの年齢であれば、英語は英語のまま受け取ってほしいというのが正直なところだからです。

また、机の上での学習になるとどうしても勉強という色が出てしまいがちですが、(「宿題やって!」みたいな)、英語は楽しく学ぶことこそを最優先としているわが家では、今すぐ焦って勉強スタイルを取らなくてもいいのかなというのもあります。

結局のところ、公文では、英語は学校で学ぶようになってから本人の希望も含めて必要に応じて受講すればよいというのがわが家の(というかわたしの)結論です。

 

気になったこととよさそうなこと

【気になったこと】

前述のとおり、公文の英語は日本語を介して学ぶのですが、この点は個々で良し悪しが変わるので何ともいえないのですが、わが家のように英語は英語で理解してほしいという家庭では、それがどう影響するのかやはり気になるところではあります。

また、日本語訳はともかくとして、歌の歌詞にカタカナ表記があるのが気になりました。カタカナが読めてしまうと、それに頼ってしまい、ジャパニーズイングリッシュになってしまわないかなと心配でした。

 

【よさそうなこと】

かつての日本での英語教育のように「読み」「書き」を中心として、そこに「聞く」「話す(音読)」を加えることで、いわゆる4技能を全てカバーできるのは公文英語の強みではないでしょうか。公文での学び方(聞く・読む→話す→書く)はとても効率よく、そしてバランスよく英語を身につけられる合理的な方法だと思います。

読み書きを中心に学び、文法を正確に身につけ読解力をつけることは、話すための土台作りでもあり、とても重要なことです。

現代社会においては、ただ英語が話せるというだけではそれほどのアドバンテージにはなりません。やはり話す内容がしっかりしていてこそ、重宝されるでしょう。そして、その力は公文の英語で養うことができるように思います。

加えて、音声ペンを使えばネイティブの発音をいつでも間近で聞けるので、リスニング力ひいては発音にもよい効果がありそうです。(昔は音声ペンなんてこんなにも出回っていませんでしたから、わたしの場合はネイティブの発音を聞く機会はCDか中1のときだけのネイティブの先生の授業くらいしかなかったなぁと、そう考えるといい時代ですね)

 

公文英語に向いている人とは?

・学校の授業の先取りがしたい人

・資格取得や受験のために学びたい人

・特に読解力をつけたい人

・一早く学習の成果を出したい人

学校の授業や試験・受験のために学習したい方や読解力をつけることを重視している方にとっては、公文の英語は高い効果を得られると思います。

 

以上、公文英語の体験内容、それについての考察はこんなところです。

百聞は一見にしかず、気になってる方はまずはお近くの教室で体験してみるのはいかがでしょうか。