あひる親子のおうち英語~無理なく楽しく続けるヒント~

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DWEシングアロング(イエロー)お気に入り曲紹介


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2021年の9月からディズニー英語システム(DWE)のシングアロング「ブルー」「グリーン」「ライム」に出てくる曲の中から、あひる親子のお気に入りをそれぞれ数曲ずつご紹介してきました(╹◡╹)♪

ahiruoyako-no-815.hatenablog.com

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あれから約2年、今回ご紹介するのはいよいよ最終ステージの「イエロー」となります!!(やっと書けました〜)

 

※シングアロングは、全て歌のみから成るDWEのプログラムの1つです。

「歌いながら文法やフレーズを覚えてしまおう」というコンセプトで、レベル順に「ブルー」「グリーン」「ライム」「イエロー」の4部構成になっています。

「ブルー」「グリーン」は比較的易しく取り組みやすいですが、「ライム」からはぐっと難易度が上がり、「イエロー」は最終ステージに相応しいより複雑な内容の歌になっています。(個人的感想)

 

今回ご紹介するのは2015年時の教材にもとづいた内容になりますので2019年のリニューアル後と異なるところがあるかもしれません。

著作権の関係上、歌詞の掲載ができませんが(子どもが教材を使う写真・動画はいいみたいです)、歌詞からどのような文法やフレーズが学べるのかにも少しばかり触れていきたいと思います。

ですが、わたしの英語力が不十分なため、解釈を誤っていたり、読みが甘く重要な文法を見落としていたりすることもあるかもしれません。もしお気づきの点がございましたら、コメントなどいただけますと幸いです☆

 

イエローの内容

「ブルー」「グリーン」「ライム」では各色ごとにテーマ(「ブルー」は誕生日会、「グリーン」はピクニック、「ライム」はサーカス)がありましたが、「イエロー」は3つのお話から成ります。

1つ目は、ヒューイ、デューイ、ルーイの学校生活とオフの日のお話(①)、

2つ目は『The Mistery of the Missing Peanuts』という消えたピーナッツを探偵のグーフィーが探すお話(②)、

そして3つ目がディズニー映画『ファンタジア』に出てくるお話の1つ『The Sorcerer's Apprentice魔法使いの弟子)』のお話(③)です。

※これから挙げる曲のタイトル名の前にどのお話と関連があるのかを①〜③で表しています

 

「イエロー」ならではの特徴として、同じメロディーで歌詞が変わるいわゆる替え歌や、同じメロディーのようでも曲調や曲のテンポが変わっていたりする曲が結構あります。(←上手く説明ができないのですが、『カノン』のクラッシックバージョンとロックバージョンみたいなイメージです)

続けて聞いていると「あ、この曲あれと同じメロディーだな」ということに何度か気がついておもしろいです。

 

ところで、先ほど冒頭で「イエロー」の内容はなかなかのハイレベルと書きましたが、絵からお話の内容が想像できるのでシングアロングDVD(Blu-ray)やストレートプレイなどの映像教材、絵本を併用すれば大人も子どもも想像で大体の歌詞の意味が掴めるのがシングアロングのよくできているところです。

 

お気に入り曲(自分)

①When I Grow Up 

「大きくなったら○○になりたい!」と将来の夢について語る歌です。

歌詞の "When I grow up, I want to be a  ○○" の部分が頭に残りやすいメロディーになっているので、すぐに覚えて自分のなりたいものを伝えられるようになるはずです。

歌にはカウボーイ、バレリーナパイロット、お医者さんと色々な職業が出てきます。

職業ごとに歌の1番(ひとまとまり)とするとこの歌は全部で4番(上記4職業)まであり、1番あたりは短くて同じような表現の繰り返しも多いので全体的に覚えやすく歌詞を見ればわたしでも歌えます。

テンポがよくて、曲がかかったと思うとあっという間に終わってしまいますが、重要と思われる表現もいくつか見られ、なかなか濃い内容の1曲です。関係代名詞の "what " や "that" もさらりと使われています。

 

②Who Took Peanuts?

『消えたピーナッツ』のお話で「誰がピーナッツを取った?」と容疑者の動物たちを連れて現場検証しているときの歌です。

サビの "Who Who Who Took Peanuts? " "Can you tell me who?" の部分がリズミカルで印象に残り、親も子もすぐに口ずさめるようになったので気に入ってます。

捜査の過程で倉庫の小さな穴からピーナッツが盗まれたということは分かったのですが、どうやって取ったのか?ーーーゾウの長い鼻を使ったのか、キリンの長い首を使ったのか、猿の長い手を使ったのか、探偵グーフィーは実際にやってみてそれが可能なのか確かめます。

 

この曲のキーフレーズは、"who took" の「疑問詞+過去形」に加え、「(ピーナッツを取ったのが)○○だったかもしれない」という意味の "it could have been ○○" でしょうか。

"could" と聞くと真っ先に「できた」と思い浮かぶ方も少なくないんじゃないかなと思いますが、ここでの "could" は「推量」を表す用法で用いられています。

さらに "have+過去分詞"  となっているのは過去の出来事についての推量を表しているからです。

ちなみに現在のことについての推量「○○かもしれない」だと "could" を単独で使用します。

 

これだけでは分かりづらいので例を挙げて説明すると、たった今ピーナッツが盗まれ自分はその現場にいる、その現場の状況を見て「犯人は○○かもしれない」だと現在の推量、ピーナッツが盗まれたという過去の話を他人から聞いて「犯人は○○だったかもしれない」というのが過去の推量です。

 

このややこしいお話は学生時代に習ったのかもしれませんが、わたしはきれいに忘れてしまい歌詞を見ても文法にピンとこなかったので自力で調べてみました。

参考サイト:

www.qqeng.com

一方で、子どもはこういった難しい文法を知らなくても歌と映像から想像して何となく意味を掴んでいくのですからすごいですね。

 

英語の授業のようなかたい話になりましたが、この歌の続きでおもしろいのは、探偵が犯人が見つけたときに替え歌の "You Took the Peanuts!" を犯人に向けて歌う場面があるところです。

 

③If I Had the Sorcerer's Magic Hat

「魔法使いの帽子があったら、働かなくて(床掃除や本を運んだりしなくて)いいのに・・・」と魔法使いの弟子ミッキーが思いを巡らす歌です。

この歌の何が好きなのかというと流れるようなメロディーです。ゆっくり目なので、「○○だったら〜なのに」という難しい仮定法の表現も1単語ずつ認識しながら歌うことができます。

 

また、よくできているなと思うのが、次の曲 "Now That I Have This Magic Hat" との対比です。

今や魔法使いの帽子を手に入れたミッキーは、「〜しなくていい」のところが「仮定」の話ではなく「現実」のお話(本当にしなくてよくなった)になります。

それゆえ、 "If I Had the Sorcerer's Magic Hat" で「仮定法」として使われていた "would not have to 〜(=〜しなくていいのに)" の "would not" の部分が、

"Now That I Have This Magic Hat" の方では "won't  have to 〜(=〜しなくていいだろう)" と  "won't (=will not)" に変わっています。

しなくていいことの「〜」には、両曲とも "sweep the floor" や "carry a backet" などの同じ表現が使われているので、「仮定の話」と「現実の話」で表現が変わった(would→willへ)ということが分かりやすいです。

 

ただ、わが家の子どもたちは "would" が "will" の形を変えたものであることや "won't=will not" であることはまだ知らないので、この先色々習得していった先に気づいてくれたらいいなと思います。

 

③Magic Is Easy 

念願の魔法使いの帽子を手に入れたミッキーが実際に魔法を使い、「魔法ってなんて素晴らしいんだろう╰(*´︶`*)╯」と浮かれているときの歌です。

ミッキーの浮かれ気分を表すかのようにメロディーも明るく弾むような感じそれをで聞くだけで楽しくなってきます。これがわたしの気に入っている1番の理由です。(またメロディーです 笑)

 

魔法のおかげで「起きてから寝るまで(="from the time I get up Until I go to bed" )働かなくてよくなったミッキー。

魔法は(仕事をするのに)最も簡単(=the easiest)で最も怠惰な(=the laziest)方法として「最上級」や "not〜 at all" で「全く〜ない」といった表現も登場します。

 

また目新しいのは「(人や物)に〜させる、〜してもらう」という意味の「使役動詞」と同じ働きをする(厳密には使役動詞ではないそうです) "get" です。

"get him to clean the room" で「(お願い・説得して)彼に部屋を掃除してもらう」などのように使いますが、目的語に当たる "him" の部分が人以外のときは過去分詞とセットにして "get+○○+過去分詞 " のように用いることもあります。

例えば、"I got my hair cut." で「わたしは髪を切ってもらった」となります。

過去分詞とともに用いるときは「○○を〜してもらう」の他に「○○を〜される(被害)」「○○を〜してしまう(完了)」という意味にもなります。

この歌では 「○○を」のところが "the work"、「〜」のところが "done" となっていて、"get the work done" =「仕事を片付けてもらう」のに魔法は最も簡単な方法だと歌っています。

参考サイト:

kimini.online

この "Magic Is Easy" はこの後に載せているYouTubeのおためし動画でも聞くことができるのでよかったら聞いてみて下さい^_^

 

お気に入り曲(子ども)

「ブルー」から始まってこれまで紹介してきた曲はわたしが独断で選んできたものばかりでした。

今回は最後のステージなので、子どもたち自身に選んでもらった曲も紹介します。

 

①The Tiger 

長男のお気に入り曲です。

ヒューイ、デューイ、ルーイの3人が休日に動物園に出かけ、そこで見たトラの様子を歌った曲です。

歌詞には "When the tiger is ○○, he 〜." のフレーズが繰り返し使われています。

「トラは喉が渇いたときに水を飲む」「眠いときはあくびをする」などごくごく当たり前のことをいっていますが、当たり前だからこそ、たとえ一部単語の意味が分からなかったとしても、想像で歌詞の意味を容易に掴むことができます。

 
 
 
 
 
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②Quietly, Slowly, Carefully 

「抜き足、差し足、忍び足」が連想されそうなタイトルです。こちらは次男が気に入っています。

この歌は『消えたピーナッツ』のお話でピーナッツ泥棒がこっそり倉庫に忍び込む時の歌です。

短い曲ですが、泥棒がそっと忍び込み罠にかかって慌てて逃げて行く一連の様子が書かれています。

忍び込むところと罠にかかって逃げて行くところで歌い方や曲のテンポ(ゆっくり→早い)が変わるので、耳からだけでも臨場感が伝わってくる1曲です。

 

シングアロング総括

これまで全4回にわたってシングアロングの曲を紹介してきました!

レベル的には、わたしの感覚でいうと、

ブルー > グリーン >>> ライム > イエロー

といったところですが、難しい複雑な文法もメロディーに乗せてみると意外とすんなり頭に入ってきたりするので、歌の力ってやはりすごいなと思います。

 

シングアロングの歌は、楽しむ・慣れ親しむことが優先のナーサリーリズム(童謡)とは異なり、あちこちに意図的に重要構文が組み込まれています。

そして、複数の歌で構成されているストーリーから単語や文法、歌全体の意味を掴んでいくという、子どもに英語は英語のまま理解してもらいたいと願う親御さんにとってありがたい重要なプロセスを踏むことができます。

 

ただし、歌はあくまでも歌なのでそれをコミュニケーションに繋げたいのであれば、シングアロングの他に同じ内容の別の教材、例えば絵本やストレートプレイなどの映像を使って、歌以外の異なる角度からも学んでいく必要がありますし、その方がより理解が深まり定着率も断然よくなると思います。

 

そんなシングアロングの内容が気になる方はサンプルをこちらからどうぞ。

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また、公式ページにもおためし映像があり、こちらでは上でご紹介した "Magic Is Easy" も視聴できます。

www.youtube.com

 

ちなみに音声は2019年のリニューアルでクリアになって1語1語がすごーく聞き取りやすくなっていますが、ミッキーなどキャラクターの声に違和感があるのはわたしだけではないと思います(^_^;)

 

いかがでしたでしょうか?

既にシングアロングの教材をお持ちの方やこれから購入予定の方も、お子さんと楽しみながらお気に入りの曲を見つけてみて下さいね(*^^*)

 

最後に兄弟で歌った "The ABC Song" で締めたいと思います。

 
 
 
 
 
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