以前こちらの記事で、ディズニー英語システム(DWE)のシングアロング「ブルー」と「グリーン」に出てくる曲の中から、あひる親子のお気に入りを数曲ご紹介しました!
ahiruoyako-no-815.hatenablog.com
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今回はシングアロングの3番目のレベル「ライム」の中からお気に入り曲をいくつかご紹介したいと思います(╹◡╹)♪
※シングアロングは、全て歌のみから成るDWEのプログラムの1つです。「歌いながら文法やフレーズを覚えてしまおう」というコンセプトで、レベル順にブルー、グリーン、ライム、イエローの4部構成になっています。
今後、最終レベルの「イエロー」も紹介できたらと考えていますが、かなりのハイレベルなのでまだまだ先になりそうです。
(今回ご紹介するのは2015年時の教材にもとづいた内容になりますので2019年のリニューアル後と異なるところがあるかもしれません。)
著作権の関係上、歌詞の掲載ができませんが(子どもが教材を使う写真・動画はいいみたいです)、歌詞からどのような文法やフレーズが学べるのかにも少しばかり触れていきたいと思います。
ですが、わたしの英語力が不十分なため、解釈を誤っていたり、読みが甘く重要な文法を見落としていたりすることもあるかもしれません。もしお気づきの点がございましたら、コメントなどいただけますと幸いです☆
ライム曲のレベル・内容
「ライム」では、最初から現在完了が出てくるなど、より高度な文法にも踏み込んでおり、今までと比較するとかなりレベルアップしている印象です。
ブルーは「誕生日会」、グリーンは「ピクニック」と各色毎にテーマがありましたが、ライムは「サーカス」が題材になっていて、サーカス(見る側・見せる側どちらも)にまつわる曲で構成されています。
お気に入り曲
それでは、ここからはいくつかお気に入り曲をご紹介していきます!
Circus Train
サーカスに出る人や動物たちが列車に乗ってやってきたよという歌です。
列車に乗っている動物や出演者たちが歌に合わせて順番に紹介されていきます。
最初の列車に乗っているのは◯◯、2番目は◯◯など、"first" "second" "third" の順序の言い方が学べるようになっています。
この歌の好きなところは、繰り返しのフレーズとメロディーが多いのですぐに覚えられて子どもと一緒に歌えるところです。
わが家の子どももそうだったように、特に電車好きなお子さんはきっと気に入るはずです。
Hey,Mr.strong Man!
ストロングマンはサーカスでショーを見せてくれる人の1人です。
名前の通り、力持ちで重いバベルを次々に持ち上げて見せてくれます。
成功すると、側で見ている子どもが「(もっと重い)これは持てる?」と尋ね、より重いものへと重量アップしていきますが、最後は "No,he can't." で終わるというオチです。
100から1000までの大きな数字の言い方も出てきます。重さの単位がポンドなので、あまり馴染みがないのですが、単位の勉強にもなりました。ちなみに1ポンドは約453.6gだそうで、1000ポンドというと453kgにもなるのですね!Σ(゚д゚lll)
What Should I Buy?
サーカスの売店で何を買おうか迷っているときの歌です。
日常の買い物でも同様のシチュエーションがよくあるので、タイトルは主語を変えたりして語りかけでも頻繁に使えそうです。
英語とは関係ないですが、映像で売っている物のサイズがビッグでさすが海外だなと思いました(演出もあるかな?)
If I Were Tall
出ました、仮定法!(笑)「〜だったら〜なのに」の構文です。
ミッキーが「背が高かったら、バスケットボールで活躍できるのになぁ」とあれこれ想像しているときの歌です。映像ではレアな5頭身くらいのミッキーが見られます(笑)
シングアロングの曲でよくあるのですが、この歌もまずは自分視点で主語が "I" 、次に第3者視点で主語が "he" になって、同じ内容について繰り返し歌います。
例えば "I like basketball." だったら、"He likes basketball." のような感じです。こうして対比してみると、3人称単数のときに、何が変わって、何が変わらないかがよく分かりますね。
ちなみに、わたしは学生時代、仮定法はひたすら暗記で苦労した記憶があるので、こういう歌で楽しく学べていたらよかったのになぁ・・・と今ながら思います。
The Acrobats
こちらはサーカストレインに乗ってやってきたサーカス出演者のうちの2人(男女ペア)の歌です。
日常で使う場面はあまりなさそうですが、 "stand on my head"(頭立ち) とか "walk on our hands"(逆立ちで歩く) とか "hang by one knee"(片足でぶら下がる) とか、アクロバット的な表現がたくさん出てきて、この動作はこういう言い方をするんだと新たな発見がありました。
この歌は特に子どもが気に入っています。それはなぜかというと、"You can stand on your head." と言いながらわたしが子どもの足を持って頭立ちさせたり、片足を(わたしの)腕に引っかけてスイングさせたりなど、真似っこ遊びが楽しいからです。
5歳が歌うとこんな感じです♪
3歳が歌うにはライムレベルはまだ難しいですが、こうして楽しんでおります♫
"The Dancing Bear"より
文法・語彙習得に役立ちそうな曲
シングアロングの曲は、どの曲も重要なフレーズや文法を意識して作られているとは思いますが、ここからは特に重要構文が使われている(と思われる)曲を紹介します!
The Painters' Song
グリーンまでに現在、過去、未来が出てきましたが、ここで新しい時制、現在完了形の登場です。
2人のペンキ塗りが、サーカスの看板を描き始めるところから描き終えるところまでを歌った曲です。
まずは "be going to paint" で「これから描きます」、次に "be painting" で「今描いています」、最後は "have painted" で「描きあげたところです」を意味するということを、映像を見ながら、その違いをはっきりと理解することができるようになっています。
現在完了形には、「完了」の意味だけではなく、「経験」や「継続」の用法もありますが、「経験」としての現在完了形も他の曲でさらっと登場していました。
「継続」は次のステージのイエローにあるかな??これから探してみます。
Clowns
"make me happy"など、 make 人+◯◯で「人を◯◯にする」という表現がたくさんでてきます。
ここでは主語は "crowns" (人)になっていますが、"This book makes me happy." のように、主語を物にして語りかけなどで応用することもできそうですね。
また、Some ◯◯ 〜,some ◯◯ 〜で「いくつかの◯◯は〜、いくつかの◯◯は〜」という言い方も学べます。
短くてシンプルな歌ですが、頻出重要表現がぎっしり詰まっています。
おわりに
ライムでは "sometimes" や "might" "should" など同じ言葉が違う曲で使われたりもしています。そのおかげで意味を捉えやすく、記憶にも残りやすくなっています。
関係代名詞もよく出てくる印象です。
また、歌詞がこれまでと比較して長く、複雑になった分、1曲、1曲に覚えがいがあり、これを身につけられれば表現方法もかなり豊かになるように思います!
大人にとっても学ぶことがたくさんあり、わたしのレベルでは気合を入れないと意味を理解するのも大変になってきました(^_^;)
ここでご紹介した曲以外にも、楽しい歌がまだまだたくさんあって、どれもレベル(エンタメとしても、難易度としても)が高いので、それをいくつかに絞ることは本当に難しかったです。
子どもの食いつきも全ての色(ステージ)の中ではピカイチだったので、歌詞の絵本も既にボロボロだったりもします(笑)
歌から学ぶというのは、英語初心者でも経験者でも親子で楽しめるので、おすすめの学習方法の1つです(^-^)
他にも聞いてみたいなと思ったら、まずは無料サンプルやYouTubeのおためし動画をどうぞ!
今回ご紹介した「ライム」の曲はほとんどなさそうですが、こちらの1:11あたりから 上でご紹介した Circus Train が見られますよ(*≧∀≦*)
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おためしが気に入ったら、中古CD(CDのみでは歌詞はつきません。歌詞を確認するにはbookも必要です)は割と手が届きやすいので、一度そちらもチェックしてみてみるといいかもしれません(・ω・)