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前回、前々回と語りかけや英語を使った遊びなどについてお話してきました。
ahiruoyako-no-815.hatenablog.com
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英語を使ってやってみたいことは色々(特に会話)あれど、ここで悩みが1つ・・・それは、自分の英語力がないこと(;ω;)
どれくらいないのかというと、かつて中学校で習っていた基本的な文章を話すのにも頭で考えながらといった具合です。(知識の方は、かつて大学受験のために勉強をしたこともありますが、きれいさっぱり忘れているので高校生レベルまでくるとかなり怪しいです)
子どもたちとともに毎日英語に触れてはいますが、子どもとちがって意識しないとなかなか吸収できず・・・
英語が不自由なく使えたら絶対におうち英語ももっと楽しくなるだろうな〜( ゚д゚)
そこまではいかなくとも、語りかけをするにもある程度は使えたらいいなと思い、書籍を使って自分自身の学習も始めてみることにしました!
(英語教材にも、アプリや通信講座など色々ありますが、手っ取り早く、コストも抑えられるのが書籍ですよね)
書籍といっても、日常会話やビジネス、旅行と中身も色々、レベルもピンキリですので、何を選ぶか迷うところでしたが、英会話初心者で日常に使いたいわたしが選んだのは、、、
英会話 なるほど フレーズ100
普段、CDやDVDなどの音を真似すること、考えながらも日々声にすることで、英語を発することには多少は慣れてきたので、簡単なところから学び直してレパートリーを増やしたい!!そんな思いからこちらの本にしました。
どんな本なのか簡単にご紹介しますね(*^^*)
この本の特徴は、子どもの成長過程にそって、ネイティブが身につけるフレーズが紹介されているところです。
初めはBABYから始まってKIDS、CHILD 、PRETEEN、TEENAGERと5つのステージがあり、全部で100(各ステージ20)の表現が載っています。
赤ちゃんや子どもが話す言葉なので、出てくる表現はさほど難しくないのですが、日常でよく使うもの(語りかけにも使えそう)ばかりです(*^_^*)
参考までに、各ステージでどんな表現が出てくるかというと、
【BABY】Go ahead.(どうぞ)
【KIDS】What's that means?(それってどういう意味?)
【CHILD】I'll think about it.(考えとく)
【PRETEEN】Do you want〜?(〜ほしい?)
【TEEN AGER】What's the difference?(どこがちがうの?)
と、こんな感じのフレーズが見開き1ページにまとまっており、イラストも多く親しみやすいので、隙間時間を使って無理なく吸収していくことができます。
さらに応用としてこれらのフレーズを使った大人の会話も紹介されているので、"What's wrong?"(どうしたの?)を "What's wrong with〜?"(〜はどうしたの?)のように基本を発展させて、さらに多くの表現を学ぶこともできます。
応用とはいっても、ここでは相手に伝えること、伝わることを重視しているので、表現の仕方も至ってシンプルです。
例えば、「このアイディアは何がいけないの?」だと、上の例の "what's wrong with 〜 " を使って "What's wrong with this idea ? " となります。
日本語訳を見てどう表現するんだろうと迷うところも、解答を見て「こんなふうに言えばいいんだ!」という新たな発見もありました。
また、この本の著者(スティーブ・ソレイシィ氏)は日本語が堪能なネイティブなので、それぞれのフレーズのニュアンスや使う場面が分かりやすく解説されています。
例えば、「会う」だと、
英語で最もポピュラーな「会う」は "see" 。一方 「会う」と聞いてパッと思いつくだろう "meet" だと「待ち合わせて会う」ことになるので、使える場面はかなり限られてくるようです。
さらに「ばったり会う」ときは "run into" 。直訳すると「ぶつかる」とか「駆け込む」なので、なるほどなと思えました。
次に何か尋ねられて「分からない」というときの返事の仕方ついて。
英語で「分からない」と答えるとき、大体の方はまずは "I don't know." を思い浮かべるのではないでしょうか。
間違いではないのですが、この表現だと「そんなの知らないよ」と突き放したように取られることもあるようです。(もちろん、しつこく聞かれたときなど、これが適切な場面もありますが)
そんなときは "I'm not sure." を使えば「よく分からないけれどどうなんだろう」と相手に寄り添ってソフトに答えることができるのです。
もう一つ、"be〜ing"の例。「現在進行形が未来の予定を表す」ということがあるそうです。
未来というと、"will" か "be going to" かと悩むことは多いのですが、"I'm going to Tokyo in three weeks." (東京に3週間後に行きます)のような現在進行形もあるとは・・・。
また、「疑問文で "will " を使うと、"Will you〜?"(〜してくれませんか)と依頼の意味になってしまうのでここでは使わない」という解説を見て、こちらも確かになるほどでした。
最後に、この本の最もよかったと思えることは、CDやダウンロードの音源がついていることです!
手が塞がっていて本が広げられなくてもも音源なら問題ないですし、(わたしは車の中で流しています)耳からだと繰り返し聞いているうちに自然に覚えてしまった!という効果も期待できそうです。
内容も単に日本語訳→英語を言っているだけでなく、ところどころ解説が入っていてメリハリがあるので、思っていたより聞き応えもありました。
しばらくこの本で会話を学んでみて、改めて英会話と学校での勉強は全然ちがうのだなぁと感じています。(もちろん、基本的な文法は会話の根幹になりますが)
学校での勉強は、(英作文でいえば)文法を意識していかに忠実に英語にするかが重要でしたが、会話では「伝えること」を第一に英語にするという点がとても新鮮で、そのことがモチベーションにもなっています。
まだまだ学習を始めたばかりですが、来年の目標はオンライン英会話を自分で体験してみることです。
それでは、今回が今年最後の記事になります。
みなさま、よいお年をお迎えください(=゚ω゚)ノ
2022年も引き続きよろしくお願いいたします!