前回の記事で、それぞれの教材の特徴とわが家がワールドワイドキッズを選んだ理由をお伝えしました。
(注)ワールドワイドキッズは2022年12月現在販売を終了しています。
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今回はこれら2つの教材をどんな観点で選んだらよいかというポイントを6つ紹介します!
①到達レベルのちがい
DWEは基本的な文法をしっかり学び、ネイティブと不自由なく会話ができるようになることを目指します。
対してワールドワイドキッズはネイティブの小学2年生くらいの子とコミニュケーションがとれるくらいの会話力を目指します。←ざっくりとしていますが、おそらく挨拶とか自己紹介、簡単な会話のことではないかなと思います。
②学習目的に応じて
①と重複するところもありますが、「将来的に子どもにどうなってほしいか」も大事なところです。
様々な表現を身につけ、英語で言いたいことを自分の言葉で話せるようになってほしい、英語を聞いてそれを英語のまま(日本語を介さずに)理解できるようになってほしい(もちろんワールドワイドキッズでも英語のままですが、そちらよりもよりその力が育つように思います。)、そこまでのレベルまで目指すのであれば、文法の基礎から応用まで学べるDWEがぴったりだと思います。
一方で、子どもの気を引きそうなDVDや玩具で楽しく遊びながら、英語を好きになってほしい、身近に感じてほしい、また挨拶や簡単なフレーズ、定型文を話せるようになってほしい、フォニックスも一緒にしっかり学びたいのであればワールドワイドキッズが適しています。
③親のフォローの仕方のちがい
おうち英語のカギを握るのは「親の関わり方」といっても過言ではありません。
どんなによい教材を持っていてもそれを眠らせてしまっていてはもったいないだけです。
そうならないためには、親の役割が重要になってきます。
とはいえ、具体的にはどのように関わっていけばよいのかーこれら2つの教材は必要とされている親のフォローの仕方が異なってくるように思えます。
DWEは教材を使う時間や機会を作るなど、英語に触れる環境を整えること。
例えば、CDやDVDの掛け流しをしたり、一緒に教材を使ったり、CD、DVDに合わせて絵本を見たり、もちろん読める方は読み聞かせが理想です。
親の英語力は必要ないと言われていますが、本当に不要でした。(片言ですが、時々語りかけはしています。まともに話せないのでごくごく簡単なフレーズのみです。)
ワールドワイドキッズも、もちろん親が一緒に教材で遊んで一緒に楽しむということは必須ですが、プラスαで英語でのちょっとした声かけが必要かなと思います。
ガイドブックにも結構語りかけ例が載っているので、そうすることが期待されているように感じました。また「親の語りかけから学ぶものもある」というのがこの教材の前提になっているように思います。
自分がどのように関わっていけるのか(いきたいのか)ということは教材選びの1つのポイントになります。
④アウトプットの機会のちがい
どちらも教材と連動したアウトプットの場があります。
イベント(有料)、英会話教室(有料)はどちらもありますが、この他、DWEはネイティブとのテレフォン、ワールドワイドキッズはオンライン英会話(有料)があります。
DWEに関しては、上記のサービスを受けるにはワールドファミリークラブ(月会費制)に入る必要がありますが、テレフォンはその中のサービスとして受けられます。
イベントについては、わが家はワールドワイドキッズのワークショップのみ参加したことがあります。イメージは大人数の英会話教室という感じです。(他にもコンサート・ステージ系のイベントはあります。)
話す子は率先して話すけれど、恥ずかしがり屋さんの子は隠れたり、親にくっついたりでわが家の長男はまだ幼かった(当時2歳)こともあり後者でした(笑)
現在、コロナ禍のもとでは、イベント系はオンラインが中心になってくると思います。今ではどちらもオンラインも対応になりました。
特にDWEでは無料イベント・有料イベントとも充実し、何人かが集まって仲間と一緒に受けられるみたいです。
ただ、独断ですが、需要が高く席が埋まるのも早そうな気がするので、予約しやすさは契約時に確認した方がよさそうです。
ワールドワイドキッズでは会員期間中は無料で何度も見られる各ステージごとの動画が用意されているようです。
アウトプットの機会は、教材との連動にこだわらなければ他社のオンライン英会話や教室など他でも代替できますが、英語を身につけていくためにはとても大切なことなのでぜひとも考えておきたい事項です。
⑤子ども(親)の興味関心
おうち英語は子どもが幼いうちは基本的に親の主導で進めていきますが、主役はやはり子どもです。
まずは子どもが興味を持ったものがおすすめです。この辺りはサンプルDVDを見せたり、キャラクターを見せたりして反応を見てみて下さい。
まだ赤ちゃんなのでという方は、今のうちから見せることでそのまま好きになるかもしれません。
実際、わが家の次男は6か月頃からディズニーを見ているので、アンパンマンよりEテレより、ディズニーになりました。(特にそうさせたかったというわけではありません)
一方で、親が全く興味のない物を続けていくのもなかなか大変だと思います。
子どもの好みや意見を尊重し、親も一緒に親しめるものを選ぶといいと思います。
ちなみにわたしはディズニーには特に興味があったわけではないのですが、(グーフィーやプルートの名前も、ヒューイ、デューイ、ルーイやクララベルに関しては存在すら知らなかった。ごめんなさい)毎日見ているうちにディズニーに親しみが湧いて好きになりました。
⑥価格のちがい
最後はこちらです。わが家も最初はほぼこれが理由でワールドワイドキッズにしたくらいなので、選択に大きな影響を与える要素だと思います。
DWEがよい教材だというのは分かるけれど価格が・・・という方は、もちろんアウトプットの機会がないなどデメリットもありますが、必ずしも正規購入にこだわらなくてもよいのではないかと、自分も中古DWEを使ってみて思います。(中古教材のメリット・デメリットに関してはこちら)
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またワールドワイドキッズでもなかなかのお値段なので、親子で楽しくおうち英語をやりたいけれどなかなか思い切りが・・・という方は、低価格(7万円弱)で楽しく英語に触れられるミライコイングリッシュという選択もあります。
ミライコイングリッシュはわが家も使っていてDVDはとても楽しいです。そして玩具が一切ないので散らからない(片付け不精にはうれしい)。
内容などはこちらでご紹介しています。
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上に挙げたポイントはわたしの考えた一例なので、各家庭によって他にも大事なポイントがあるかもしれません。
ですが、DWEとワールドワイドキッズに関わらず、他の教材を検討するときにも当てはまることだと思います。
教材は後から変えたり追加したりもできますが、まずはじっくり考えて後悔のないようにしたいですね。
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